奈良 わずか58分、シード選手に完敗「思い切りなかった」

[ 2015年5月28日 05:30 ]

女子シングルス2回戦でショットを放つ奈良

全仏オープン第4日 奈良 2―6、0―6 サファロバ

(5月27日 パリ・ローランギャロス)
 女子シングルス2回戦で奈良はわずか58分で力尽きた。2年連続でシード選手の壁に阻まれ「凄く残念な試合。自分のリズムに全く持っていけなかった」と悔しそうに天を仰いだ。第1セットの第5ゲームで先にサファロバにブレークを許すと、そこから1ゲームも奪えない完敗だった。1メートル55と小柄な体で粘って攻めに転じるスタイルを貫こうとしたが、1メートル77のサウスポーのパワフルで深いストロークに苦戦。「緩急を使ったり、高い軌道の球を打ったり、自分の思い切りもなかった」とうなだれた。

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2015年5月28日のニュース