錦織　次戦の相手ベッカーを警戒「攻撃的な選手」

全仏オープン２回戦でベルッシと対戦した錦織（ＡＰ）
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　テニスの４大大会、全仏オープンで男子シングルス３回戦進出を決めた世界ランキング５位の第５シード、錦織圭（２５＝日清食品）が試合後、ＷＯＷＯＷのテレビ中継に生出演。次戦のベンジャミン・ベッカー（３３＝ドイツ）戦に向けて、意気込みを語った。

　
　ベッカーとはツアーではこれまで３度対戦し、錦織の２勝１敗。昨年は２度対戦し、２度とも錦織が勝利しているが、クレーコートでは初対戦となる。錦織は「攻撃的な選手というイメージが強い。サーブもいいですし、バックもフォアも、バックが特に前に入って打ってこれる選手なので、気をつけてプレーしないとどんどんウイナーを取られてしまうと思う」と警戒。それでも「しっかりいいテニスをして勝ちたい」と力強く語った。

　また、インタビューでは、この日の２回戦ではトマス・ベルッシ（２７＝ブラジル）をストレートで下した後、勝者がテレビカメラのレンズに書く恒例のサインを、漢字で「圭」と記した理由も告白。「（最初から書こうと）決めてはいなかったです。まあ、こう言ったらなんですけど、ちょっと面倒くさかったので。簡単な圭にしようかなと思って…」と話し、笑いを誘っていた。