旭天鵬 最年長の給金直し「たまたまだろ」

[ 2014年11月17日 21:22 ]

 40歳2カ月の旭天鵬が、また歴史を塗り替えた。1935年夏場所の能代潟の40歳1カ月15日を抜き、昭和以降最年長で幕内勝ち越しとなった。「たまたまだろ。12月が誕生日なら違うわけだし」と豪快に笑った。

 驚くべきは若々しい取り口。豊ノ島のいなしを左足1本で残し、逆転のはたきで1敗を守った。前師匠の大島親方だった太田武雄さん(元大関旭国)が見守る館内で健在ぶりを示した。

 「訳分からん。本人がびっくりしてるんだから、みんなびっくりしてるんだろうな」と上機嫌。北の湖理事長(元横綱)は「こんなに早く勝ち越すのは立派。普通、下半身から(力が)落ちていくのに、それがない」と賛辞を贈った。

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2014年11月17日のニュース