陸連は2人を高評価 酒井強化副委員長「競り合いで勝ったのは…」

[ 2014年11月17日 05:30 ]

横浜国際女子マラソン

(11月16日 山下公園発着)
 田中、岩出の走りを日本陸連幹部も高評価した。酒井強化副委員長は「ナショナルチームで結果が出なくて男子は叩かれているんですが…」と前置きし「(田中が)最後の競り合いで勝ったのは評価できる」と話した。武冨女子マラソン部長は岩出について「久々に若い選手が出てきた。若い選手の刺激になる」とコメント。また、来年以降の大会開催地は埼玉などが候補に挙がっているが、尾県専務理事は「今の時点で申し上げることはない」と話すにとどめた。

 ▽女子マラソン代表選考 世界選手権の枠は3。9月のアジア大会で金メダルを獲得すれば内定だったが、該当選手はなし。国内選考会は8月の北海道、横浜国際、来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズ。北海道は優勝の野尻のみ、他3大会は日本人上位3選手が選考対象。本番での活躍が期待される選手が選考され、日本陸連の設定記録2時間22分30秒を切った選手は選考で有利になる。

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2014年11月17日のニュース