白鵬の師匠を注意 駄目押しで審判部「土俵の上と観客席では訳が違う」

[ 2014年11月17日 20:29 ]

 日本相撲協会審判部は大相撲九州場所9日目の17日、横綱白鵬の師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)を呼び出し、8日目に白鵬が勝負のついた後で照ノ富士へ駄目押ししたことを注意した。

 朝日山副部長(元大関大受)によると、白鵬が土俵下で照ノ富士の背中を押して観客に向かって倒した8日目の夜、宮城野親方が横綱を注意したという。同副部長は「駄目押しをしないようにと伝えた。師匠から、あらためて言うということだった」と説明した。

 宮城野親方は「目を突かれたので(白鵬は)ああしたんでしょう」と弁明したが、北の湖理事長(元横綱)は「お客さんにとって危ない。流れとはいえ、土俵の上と観客席では訳が違う」と手厳しかった。

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2014年11月17日のニュース