契機は全豪のナダル戦 錦織「テニスが攻撃的に変わり始めた」

[ 2014年11月17日 05:30 ]

シングルス準決勝で敗れ、記者会見する錦織圭
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男子テニスATPツアー・ファイナル第7日シングルス準決勝 錦織圭1―6、6―3、0―6ジョコビッチ

(11月15日 英国・ロンドン)
 【錦織圭に聞く】

 ――最終セット第1ゲームでチャンスを逃した

 「あのゲームが一番のキーポイントだった。少し焦ってしまって、それを引きずった。このままじゃ勝てないと思い、何かしようと自分のテニスを変えてしまったのが敗因。相手が世界1位の選手だと意識し過ぎた」

 ――自己最高の世界5位で今季は終了

 「ランクを見るたびに変な位置にいるなと思うけど、少しずつ違和感はなくなってきた」

 ――今季を振り返って

 「急にテニスが攻撃的に変わり始めたのは1月の全豪オープンのナダル戦から。そこから自信を得て活躍できた。一番評価できるのは(準優勝した)全米オープン。フィジカル的にも7試合戦えると証明できて大きな経験になった」

 ――ジョコビッチ、フェデラー、ナダルとの差は

 「彼らは何年も4大大会に勝ち続けてきた。コート内外でどうプレッシャーに対処しているのか。そこまでいくにはもう少し必要。でもランキングが上がるほどモチベーションも湧いてくる」

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2014年11月17日のニュース