稀勢の里、勝ち越し王手「必死です。余裕はなかった」

[ 2014年11月17日 05:30 ]

稀勢の里(左)が上手投げで琴奨菊を破る

大相撲九州場所8日目

(11月16日 福岡国際センター)
 稀勢の里が大関対決を制して勝ち越しに王手をかけた。立ち合いで琴奨菊に出られたが、左を差して土俵際で何とか残して右上手を引くと強引に投げを打ち、琴奨菊が右膝から崩れた。

 冷や冷やの勝利に「だいぶ圧力がありますからね。必死です。あそこまでいったら余裕はなかった」と苦笑い。1敗をキープして「体はいい状態ですから。自分の相撲を取っていきたい。一日一日が勝負。体の出来も先場所と違うし、しっかりやりたい」と悲願の初優勝へ全勝の鶴竜についていく。

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2014年11月17日のニュース