IH連盟、全理事が辞任届 新旧執行部対立で刷新へ

[ 2014年11月11日 23:06 ]

 日本アイスホッケー連盟の理事15人全員が辞任届を金子精司会長に預けたことが11日、関係者への取材で分かった。同連盟は昨年9月の理事選出をめぐって旧執行部との対立が続いており、体制の刷新で内紛を解消し正常化を図る方針。

 新旧執行部の話し合いで年内にも新理事候補の人選をまとめ、年明けをめどに評議員会を開いて理事を交代する。

 役員を改選した昨年9月の評議員会をめぐり、旧執行部側は一部の理事について手続きの不備があり、当選は無効だと訴えていた。内閣府の公益認定等委員会が昨年11月、理事の当選を認めて体制移行を勧告し現執行部が発足。しかし旧執行部側の反発が収まらず組織運営に支障が出ているため、現執行部は任期(2年)途中で辞任届の取りまとめに至った。

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2014年11月11日のニュース