佐藤 初のトライアスロン日本一!東京五輪の星「幸せな気持ち」

[ 2014年10月26日 11:43 ]

 トライアスロンの日本選手権東京港大会が20日、お台場海浜公園周辺(51・5キロ=スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われ、女子は佐藤優香(22=トーシンパートナーズ・チームケンズ)が初の日本一に輝いた。

 スイムから先頭集団でレースを引っ張り、バイクでも好位置を保って4位で最後のランに入った。3連覇を狙う上田藍(31=シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)の追い上げにあいながらも、これまでは失速続きだったランで最後まで粘りきって優勝。「凄くうれしくて幸せな気持ち。先輩方に勝てて自信になった」と笑顔が弾けた。

 10年ユース五輪金メダリストで、昨年9月の五輪招致最終プレゼンにも参加した期待の星。「東京五輪へのプレッシャーはある。まずはリオ五輪にしっかり出場しないといけない」と20年東京五輪の会場予定コースで大きな殻を打ち破った。

 男子はロンドン五輪代表の田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本・流通経大職)が3連覇し、9度目の優勝。細田雄一(森永製菓)が45秒差で2位に入った。

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2014年10月26日のニュース