ルネサス2位通過確定 宇津木監督、上野頼みの若手に苦言

[ 2014年10月26日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(10月25日)
 最終節第1日は三重県の倉田山公園野球場など3会場で計6試合があった。すでに決勝トーナメント進出を決めているルネサスエレクトロニクス高崎は6―4でSGホールディングスグループを下し、16勝目で2位通過が確定した。デンソーは1―0で伊予銀行を退け、14勝目で3位に浮上した。ペヤングは岩本玲奈外野手(22)が日立戦でリーグタイ記録の1試合3本塁打を放ったが、6―12で敗れた。

 ルネサスエレクトロニクス高崎は最終7回に2点差に詰め寄られ、1死満塁と追い込まれたが、先発の上野が再登板し後続を断ち逃げ切った。宇津木麗華監督は「上野はまだまだ投げられるけど若い選手に頑張ってほしい」とピンチを招いた若手に苦言を呈した。

 16日に家電量販大手ビックカメラがチームの受け入れを発表。監督や上野ら選手20人全員が移籍予定で拠点も従来通り群馬県高崎市に置くという。ただ現チーム名でのリーグ戦は今年が最後。宇津木妙子シニアアドバイザーは「いい形で終わりたい」と奮闘を誓った。

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