錦織、ツアーF出場“前進”…ナダルが虫垂炎手術で欠場へ

[ 2014年10月26日 05:30 ]

ナダル(左)と錦織

 男子テニスで世界ランキング3位のラファエル・ナダル(28=スペイン)が24日、年間成績などの上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月、ロンドン)を含め今季残り試合に出場しない意向を男子ツアー公式サイトで明らかにした。来月3日に虫垂炎の手術を受けるため。スイス室内の準々決勝で敗退後に「勝つチャンスがないなら、体を休めた方がいい」と語った。

 ナダルの欠場により、ATPツアー・ファイナルは年間成績などの9位まで参加できる見通しとなった。世界ランキング7位の錦織圭(24=日清食品)は年間成績のポイントで5位に付けており、初出場の可能性が広がった。

 痛めた右臀部(でんぶ)の回復具合も考慮し、体調回復を優先して今週のバレンシア・オープンを欠場した錦織は、27日に開幕するマスターズ・パリ大会で復帰。24日には組み合わせが決まり、第6シードの錦織は2回戦から登場し、トミー・ロブレド(スペイン)―バセク・ポシュピシル(カナダ)の勝者と対戦することになった。順当に勝ち上がると準々決勝で第4シードのダビド・フェレール(スペイン)、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と当たる。

続きを表示

2014年10月26日のニュース