高木菜 女子3000メートル連覇で2冠達成!田畑との接戦制す

[ 2014年10月26日 05:30 ]

女子3000メートル 4分13秒11で2連覇した高木菜那

 スピードスケートの全日本距離別選手権第2日は25日、長野市・エムウエーブで行われ、女子3000メートルはソチ五輪代表の高木菜那(日本電産サンキョー)が4分13秒11で2連覇し、第1日の1500メートルとの2冠に輝いた。田畑真紀(ダイチ)が0秒01差で2位、菊池彩花(富士急)が3位だった。

 22歳の高木は初優勝した昨年よりタイムを3秒以上落としたものの、ベテラン田畑との接戦を制した。「タイムが遅くて、やっちゃったなと思った。もっと差をつけて優勝したかった」。悔しがりながらも、1500メートルに続いて頂点に立った。

 オランダに拠点を移して4カ月。この日は本領を発揮できなかったが、練習では終盤も「楽に32秒台で滑れている」と確かな成長を感じている。「世界と戦える選手になりたい。もっともっといろんなことを吸収したい」と貪欲に語った。

 男子500メートルは及川佑(大和ハウス)が2回合計1分10秒747で初優勝し、羽賀亮平が2位、長島圭一郎が3位と日本電産サンキョー勢が続いた。加藤条治(日本電産サンキョー)はエントリーしていない。

 女子500メートルは辻麻希(開西病院)が2回合計1分17秒382で初の頂点に立った。小平奈緒(相沢病院)は1分17秒402の2位で、この種目の連覇が5で止まった。

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2014年10月26日のニュース