遼「ここまでは最低限」34位で予選突破

[ 2014年1月20日 05:30 ]

第3ラウンド、1番でラインを読む石川遼

USPGAツアーヒューマナ・チャレンジ第3日

(1月18日 米カリフォルニア州ラキンタ PGAウエスト・パーマーコース=6950ヤード)
 22位から出た石川遼(22=CASIO)はPGAウエスト・ニクラウスコースをラウンド。69の通算12アンダー、204で回り、34位で予選を通過した。3日連続の63をマークしたパトリック・リード(23=米国)が54ホールのツアー記録となる通算27アンダーで首位を守った。今大会は予選が3ラウンドで、70位までの84人が決勝ラウンドへ進んだ。

 目標の予選突破を34位で果たした石川は、自らに及第点をつけた。「4アンダーが最低限と思っていて3日間終わって12アンダー。ここまでは最低限のラウンドはできている」。もちろん、それで満足しているわけではない。「途中からショットがぶれだしたので、(内容には)納得いかない」と不満を口にした。

 6番でバンカーからのアプローチが寄らずボギーを叩く。「7番あたりからアイアンがいいところに当たらなくて。上体だけで打っている感じ」。以降は下半身の動きが鈍ったことでショットが乱れ、2日間全体1位だったパーオン率も88・89%から3日目は72・22%(3日間全体では83・33%、4位)に低下。11番パー3で第1打をバンカーに入れると「砂が多くて」と脱出に失敗し痛恨のダブルボギー。2イーグルを奪ったものの、リカバリーがうまくいかず簡単にボギーを叩いてしまった。

 最終日はトップ10入りが目標。「トップ10に入っていく選手はそんなに多くないけど、そこに入っていけるように下からまくっていけるように」とホールアウト後は練習場でクラブを振り続けた。

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2014年1月20日のニュース