葛西“安全運転”で5位 ゲート設定迷い2日連続Vならず

[ 2014年1月20日 05:30 ]

栗山監督の質問に答える葛西(左)

ノルディックスキーSTV杯国際大会兼コンチネンタル杯

(1月19日 札幌市大倉山=HS134メートル、K点120メートル)
 W杯最年長優勝を果たしたソチ五輪代表の葛西紀明(41=土屋ホーム)は1回目8位から2回目131メートルで順位を上げたが、5位に終わった。日本勢では伊東大貴(28=雪印メグミルク)が135メートル、137メートルの合計284・1点で2位が最高。マルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ)が287・8点で初優勝した。

 国内2連勝を狙った葛西は1回目飛びすぎを抑え、他の選手よりも3段(1・5メートル)ゲートを下げてスタートし、123メートルの8位。2回目は131メートルで追い上げたが、5位に終わった。安全運転が裏目に出たが、「下げたら風がなくなった。悔しいけど、ケガをしないようにと」と振り返った。女子のW杯蔵王大会で高梨が優勝。日本人最多勝利数で逆転されると「男子と女子では違うけど、女子は女子で勝ってほしい。自分も17、18と勝っていきたい」と力を込めた。また、会場を訪れた日本ハム・栗山監督と対面。葛西は「パワーをいただいた。刺激し合って勢いをつけていければ」と意気込んだ。

続きを表示

2014年1月20日のニュース