審判部が稀勢の里に注意 立ち合いの待った累積、大関の自覚促す

[ 2013年9月25日 20:08 ]

 日本相撲協会審判部は大相撲秋場所11日目の25日、大関稀勢の里が10日目の琴奨菊戦で今場所3度目の「待った」をしたことに対し、口頭で注意した。場所入り直後に審判部に呼び出された稀勢の里は「(呼吸が)合わなかった。立ち合いに集中したい」と話した。

 注意した鏡山審判部長(元関脇多賀竜)は「大関は力士の手本になるんだから。待ったをしなければいいということだ」と自覚を促した。審判部では1場所で合計3度の待ったをした十両以上の力士に直接注意を与えている。

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2013年9月25日のニュース