沙羅が帰国 足に不安抱える「毎日ケアしてやっと飛べる」

[ 2013年9月25日 06:00 ]

ジャンプGPで総合2連覇を果たして帰国し、取材に応じる高梨沙羅

 ノルディックスキージャンプ女子の高梨沙羅(16=クラレ)が成田空港着の航空機で帰国した。

 2年連続のGP総合優勝を果たし、ソチ五輪を控える冬シーズンに向けて順風満帆と思われたが、思わぬ代償も支払った。「足はあまり良い状態ではない。毎日ケアをしてやっと飛べる状態を維持できた」と明かした。

 ロシア、カザフスタンと回った今遠征は着地エリアの地面が硬く、傾斜の角度も足への負担が大きかったという。そのため最終戦は試技や練習を回避。2回目で転倒したのも、無理に着地した場合のダメージを考慮したからだった。高梨にとって、すね痛はいつも悩みのタネだが、今はまだ本格的なシーズンも始まっていないところ。「まずはしっかり治したい」と言う通りに今後も細心の注意が求められる。

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2013年9月25日のニュース