10・26さいたまツールに総合王者フルームも参戦

[ 2013年9月25日 19:23 ]

 世界最高峰の自転車ロードレースの名を冠した大会「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」が10月26日にさいたま市で開催される。主催者側が25日、さいたま新都心の公道を使うレース詳細や、今年のツール総合王者クリストファー・フルームら出場選手を発表した。

 ツール・ド・フランスの名前が入る大会がフランス以外の国を主会場に開かれるのは初めて。

 大会は1周2・7キロのコースで3レースある。全て個人戦で、メーンは全選手が参加し約1時間15分かけて20周するレース。他に、周回ごとの通過順位による合計ポイントを競う8周のレースが、選手を半数に分けて2回行われる。

 ツール本戦とは別の独立した大会だが、参加選手は豪華な顔ぶれ。海外チームからはフルーム選手の他、今年ツールで特別賞を受賞したピーテル・サガン、クリストフ・リブロン両選手や、ツール完走4回の新城幸也選手らが参戦。国内勢も2012年全日本選手権ロードレース優勝の土井雪広選手や競輪の平原康多選手らが出場し、総勢57人で名誉を懸けて争う。

 東京都内で記者会見した清水勇人市長は「日本の方々にツールの感動を届けたい」と語り、ツール主催会社のプロジェクトマネジャー、クロード・ラハ氏は「ツールの精神や興奮はそのままだ」と強調した。

 ツールは今年100回目を迎え、6~7月に行われた。欧州では夏季五輪やサッカーのワールドカップと並ぶ人気スポーツ大会。

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2013年9月25日のニュース