豊真将 1年ぶり幕内勝ち越しに涙、十両下位からはい上がった

[ 2013年9月25日 06:00 ]

大相撲秋場所10日目

(9月24日 両国国技館)
 左肩腱板断裂で昨年12月に手術した豊真将が1年ぶりに幕内で勝ち越した。

 旭天鵬に低い体勢からの攻めで完勝し、8勝目。今年初場所から2場所連続休場で一時は十両下位まで転落した。医師に復帰まで1年と告げられた際に師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)から「俺たちの根性とプライドを見せてやろう」と励まされ、地方場所中も東京で一人黙々と四股を踏んだ。「親方、両親、妻、息子、ファンの皆さんがあって頑張れた」と支度部屋で号泣した。

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2013年9月25日のニュース