高梨沙羅 W杯へ出発 2週間前に転倒も「すっきりした状態」

[ 2013年1月3日 11:32 ]

ジャンプ女子W杯大会への出発を前に抱負を語る高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子のショーナッハ、ヒンターツァルテン(ドイツ)大会に出場する6選手が3日、成田空港から出発し、昨年末の練習で転倒して心配された高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は「(怖さは)ない。すっきりした状態で海外に臨める」と順調な回復ぶりを示した。

 今季2勝を挙げ、個人総合首位に立つ16歳の高梨は、北海道での転倒で脳振とうと診断された。ジャンプ練習を12月27日に再開して札幌市宮の森で20回ほど飛んだという。「いい練習ができた」と手応えをのぞかせた。

 今季初のW杯となる小浅星子(ライズ)は「一戦一戦挑戦する気持ちでやりたい」と意気込んだ。渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)伊藤有希(北海道・下川商高)山田優梨菜(長野・白馬高)平山友梨香(北翔大ク)も出発した。

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2013年1月3日のニュース