「本当に私の子?」服部の母・順子さんは涙

[ 2013年1月3日 06:00 ]

芦ノ湖の遊覧船の前でメダルを手に笑顔を見せる5区を走った服部

第89回箱根駅伝

(1月2日 東京・大手町~箱根・芦ノ湖、往路5区間108キロ)
 日体大・服部の母・順子さんは重夫さんの遺影を抱き、箱根神社の大鳥居がある21.8キロ付近でレースを観戦し「本当に私の子供なの?という信じられない思い」と涙をこぼした。

 夫・重夫さんの遺骨を加工したダイヤモンドをネックレスとして着用。本当は中継地点で一人息子に渡すつもりだったというが「早く着きすぎて、まだホテルにいたので」渡せず。それでも、遺影をちらりと見てラストスパートした息子が表彰台に立つと、乾きかけた涙が再びあふれ出した。

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2013年1月3日のニュース