オービックが最多6度目V QB菅原、3年連続MVP

[ 2013年1月3日 18:38 ]

試合終了間際、逆転のタッチダウンを決めるオービック・古谷(中央)

 アメリカンフットボールの日本選手権「ライスボウル」は3日、東京ドームで行われ、社会人王者のオービックが学生代表の関学大に21―15で競り勝ち、社会人では史上初となる3年連続で、最多回数を更新する6度目の優勝を決めた。関学大は昨年に続いてオービックに敗れ、11年ぶりの優勝を逃した。

 対戦成績は社会人の18勝12敗。オービックのQB菅原が史上初めて3年連続で最優秀選手(MVP)に輝いた。

 オービックは14―15で迎えた終了間際の残り10秒にRB古谷のTDランで逆転した。関学大はスペシャルプレーなどを駆使して、第4クオーターにリードを奪ったが、守りきれなかった。

 ▼大橋誠・オービックヘッドコーチの話 本当に苦しい試合だった。最後まで選手が集中して熱いゲームができた。このあとも勝ち続け、4連覇、5連覇を目指していきたい。

 ▼鳥内秀晃・関学大監督の話 リードしてからの攻め方やディフェンスの指示が徹底できていなかった。(社会人と)力の差はまだある。悔しいというより、申し訳ないという気持ち。

続きを表示

2013年1月3日のニュース