【箱根駅伝】日体大 30年ぶり総合優勝!予選会から史上2校目快挙

[ 2013年1月3日 13:35 ]

総合優勝を決め、ゴール後ガッツポーズする日体大アンカー・谷永雄一

 第89回東京箱根間往復大学駅伝競走は3日、神奈川県箱根町・芦ノ湖から東京・大手町までの復路5区間109・9キロで行われ、往路1位の日体大が復路で1度でもトップを譲らず、総合タイム11時間13分26秒で1983年以来30年ぶり10回目の総合優勝を果たした。

 日体大は6区・鈴木悠介(3年)が2位・早大に2分35秒差で復路をスタートすると、高田翔二(4年)、高柳祐也(4年)、矢野圭吾(3年)が区間2位の走りで徐々に差を広げ、3分48秒差で最終10区へ。アンカーの谷永雄一(4年)も安定した走りを見せ、歓喜のゴールを駆け抜けた。日体大は昨年19位で、予選会からの総合優勝は97年の神奈川大以来、史上2校目となった。

 東洋大は総合連覇を逃したものの、4分54秒差で2位。駒大が往路9位から巻き返して5時間32分11秒で3年ぶり9度目の復路優勝を果たし、総合でも3位となった。帝京大はゴール前での早大との競り合いを制して4位。順天堂大、明大、青山学院大、法大、中央学院大がシード権を獲得した。

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