早大5位 渡辺監督、悔しさで声詰まらせ…「おごり、慢心がある」

[ 2013年1月3日 14:40 ]

4位でゴールする帝京大10区・熊崎(手前左)、5位でゴールする早大・田口(手前右)を出迎える部員たち

第89回箱根駅伝復路

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町)
 早大は往路2位からの逆転を目指したが、6区の相原はスタート直後に東洋大・市川に抜かれ、20キロすぎには明大にもリードを許して4位に後退。6~9区の4選手はいずれも2ケタの区間順位で再浮上できず、アンカーの田口はゴール直前の帝京大との競り合いに敗れ、総合5位に終わった。

 2年ぶりの王座奪回を逃した渡辺監督はレース後、「今のチームには危機感が足りない。チーム全体におごり、慢心がある」と涙声で選手たちに厳しい言葉を投げかけた。前年の19位から30年ぶり総合優勝へと躍進した日体大を引き合いに出し、「19位のチームが優勝できるなら、5番のチームも来年勝てる可能性がある」と早くも来年を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年1月3日のニュース