「勝って世界にアピール」 ラグビー田中が代表合流

[ 2012年11月1日 19:29 ]

 日本人で初めてラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」でプレーすることが決まった27歳のSH田中史朗(パナソニック)が1日、東京都町田市で、欧州遠征を前にした日本代表合宿に合流し「1試合でも多く勝って、日本を世界にアピールしたい」と意気込みを語った。

 166センチ、75キロで素早い球さばきが持ち味の田中は、オタゴ州代表の主力として活躍したニュージーランドから10月30日に帰国したばかり。この日はほぼ別メニューで軽く体を動かした。エディー・ジョーンズ代表ヘッドコーチは「日本人はこうあるべきだという選手。チームの強みになる」と大きな期待を寄せ、田中は「まずは戦術を覚えて、自分のやることを明確化したい」と話した。

 田中は来季、ハイランダーズ(ニュージーランド)に入団し、スーパーラグビーに参加する。日本代表は欧州遠征でルーマニア、グルジアなどと対戦する。

続きを表示

2012年11月1日のニュース