国際柔道連盟 審判を1人とする新制度を試験導入

[ 2012年11月1日 06:00 ]

 全日本柔道連盟の上村春樹会長は31日、現行の主審1人、副審2人の3人制から審判を1人とする新制度などを国際柔道連盟(IJF)が試験導入することを明らかにした

 。世界団体選手権が行われたブラジルでIJF幹部会に出席した同会長によると、各試合場には主審1人とジュリー(審判委員)を置く新制度は、来年1月の国際大会から8月の世界選手権(ブラジル・リオデジャネイロ)までテスト。世界選手権期間中の総会で正式に導入するか議論する。さらに(1)指導1度で有効ポイント(2)押さえ込みの一本を25秒から20秒に短縮、などの新ルールも試験導入する可能性があるとした。また、来年の世界選手権から各階級2人だった各国の代表を、男女ともに9人ずつに削減することも確実となり、男女7階級ずつに代表1人を出場させ、残る2人は任意の階級に振り分ける(1階級最大2枠)方式をとるという。 

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2012年11月1日のニュース