井上氏 お家芸復活へ鈴木桂治氏とタッグ?重量級コーチに浮上

[ 2012年11月1日 08:16 ]

日本代表の重量級担当コーチ就任が浮上した鈴木桂治氏

 ロンドン五輪で史上初の金メダルなしに終わった柔道男子の日本代表監督に、00年シドニー五輪100キロ級金メダリストの井上康生氏(34)が就任することが31日、全日本柔道連盟(全柔連)関係者の話で分かった。

 強化体制は5日にも発表される予定だが、7階級を複数のコーチが分業形式で指導する担当制に戻すのが既定路線。ロンドン五輪まで井上氏が担当してきた重量級の担当コーチには、今年国士舘大の監督に就任した、04年アテネ五輪100キロ超級金メダリストの鈴木桂治氏(32)の名前が挙がっている。2000年代初めに最高のライバルとして柔道界をけん引した2人が、日本柔道再生のためにタッグを組むことも注目されそうだ。

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2012年11月1日のニュース