柔道勢、講道館で壮行式 福見力強く「金メダル」

[ 2012年7月20日 20:56 ]

 ロンドン五輪で金メダル量産が期待される柔道日本代表の壮行式が20日、東京・講道館で行われ、競技初日の28日に登場する女子48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)は「試合当日は自分自身に打ちかち、思い切りのいい柔道で金メダルを取りたい」と力強く誓った。

 男子の篠原信一、女子の園田隆二両監督や男女14選手は真っ白な柔道着に身を包み、畳の上で引き締まった表情を見せた。男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)は「金メダルだけを考えて一戦必勝で闘う」と宣言した。全日本柔道連盟強化委員長の吉村和郎チームリーダーは「この4年間、選手たちは休みなくやってきた。全階級制覇を目指す」と大きな目標を掲げた。

 右肘を痛めていた男子73キロ級の中矢力(ALSOK)も回復は順調で、チーム全体の仕上がりは上々という。男女代表は21日に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの最終調整合宿を打ち上げ、22日に出発する。

 壮行式に招かれた日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は「初日から始まる柔道の皆さんの活躍が日本選手団の士気を高める」と激励した。

続きを表示

2012年7月20日のニュース