北京では銀 太田「金メダル獲るためだけにやってきた」

[ 2012年7月20日 06:00 ]

直前合宿地のパリに向けて出発するフェンシング男子の太田雄貴(中央)、千田健太(右)、三宅諒

 ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ代表が19日、成田空港から直前合宿地のパリへ出発し、エースの太田雄貴(森永製菓)は「この4年間、金メダルを獲るためだけにやってきた。調子も上がってきたし、五輪で戦える準備はできたと思う」と意気込みを語った。

 27日までパリで調整し、28日にロンドンに入る。東日本大震災で親友を亡くした宮城県気仙沼市出身の千田健太(ネクサス)は「必ずメダルを持ち帰って、地元に明るいニュースを届けたい」と表情を引き締めた。また射撃陣も出発。ライフル射撃で金メダルを狙う男子の松田知幸(神奈川県警)は「4年間の努力の成果を出したい」と静かな口調で語り、女子の小西ゆかり(飛鳥交通)とともにロンドンに旅立った。

続きを表示

2012年7月20日のニュース