「心臓に持病」で50キロ減量 健康に気を使っていた田子ノ浦親方

[ 2012年2月14日 08:03 ]

1983年8月(昭和58)高校時代の田子ノ浦親方  
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 大相撲の元幕内・久島海の田子ノ浦親方(本名・久嶋啓太=くしまけいた)が13日、東京都墨田区内の病院で死去した。死因は不明。46歳。

 和歌山・新宮高時代に史上初めて高校生でアマチュア横綱に就き、日大でも学生横綱になるなど活躍した。将来を嘱望されて88年初場所で初土俵を踏んだが、相次ぐケガに泣き、最高位は前頭筆頭だった。

 田子ノ浦親方は03年に急性心筋梗塞で倒れ緊急入院。そうした経験から食事管理で50キロ以上も減量し健康には気を使っていたという。

 同郷の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「病院で見た時はきれいな顔でまだ温かかった。中学のころから弟みたいな存在だったからショックだ。詳しいことは分からないが心臓に持病があったから…」とうつむいた。

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