やっぱり強い!吉田9連覇達成でカレリンにとうとう並んだ

[ 2011年9月15日 22:25 ]

女子55キロ級準決勝 スウェーデン選手を破り、決勝進出を決めた吉田沙保里(右)

 レスリングのロンドン五輪出場枠を懸けた世界選手権第4日は15日、トルコのイスタンブールで女子3階級を行い、55キロ級では吉田沙保里が決勝でトーニャ・バービーク(カナダ)を2-1下し優勝。アレクサンドル・カレリン(ロシア)に並ぶ9連覇を達成し、世界大会での連勝記録も54とした。

 63キロ級で7度目の世界一を目指す伊調馨(以上ALSOK)も決勝でマリアンナ・サスティン(ハンガリー)を下し、2年連続7度目の優勝を果たした。吉田と伊調は5位以内に与えられる五輪出場枠も獲得した。

 非五輪階級の59キロ級で初出場の斉藤貴子(自衛隊)は準決勝で敗れたが、3位決定戦に2-1で勝ち、銅メダルを獲得した。

 55キロ級で吉田は初戦の2回戦、3回戦をフォール勝ちし、準々決勝と準決勝を2―0で完勝した。63キロ級の伊調は1回戦で2008年北京五輪3位のエレーナ・シャリギナ(カザフスタン)にフォール勝ち。その後も3回戦でフォール勝ちするなど、1ピリオドも落とさずに勝ち進んだ。

 59キロ級の斉藤は初戦の2回戦、準々決勝を勝ったが、準決勝でスウェーデン選手に0―2で敗れた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年9月15日のニュース