48キロ級小原2連覇達成!日本勢金メダル第1号

[ 2011年9月15日 06:24 ]

女子48キロ級準決勝 中国選手を破り、決勝進出を決めた小原日登美(上)

 レスリングのロンドン五輪出場枠を懸けた世界選手権第3日は14日、トルコのイスタンブールで行われ、女子48キロ級で30歳の小原日登美(旧姓坂本、自衛隊)が決勝で2009年覇者のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)に2―1で逆転勝ちし、2連覇を達成した。日本勢の金メダル第1号で、5位以上に与えられる五輪出場枠も獲得した。

 小原は非五輪階級の51キロ級で6度優勝しており、8度目の世界女王となった。小原は12月の全日本選手権または来年の全日本選抜選手権で優勝すると日本協会の選考基準を満たし、初の五輪出場が決定する。

 女子51キロ級で初出場した19歳の志土地希果(至学館大)は3位決定戦でカナダ選手に0―2で敗れ、階級変更でこの階級が始まった1997年以降初めて日本勢がメダルを逃した。(共同)

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