義足のランナー・ピストリウス 資格満たせば五輪容認も

[ 2011年8月26日 16:45 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は26日、韓国の大邱で開かれた国際陸連との合同理事会後、世界選手権男子400メートルに出場する両脚が義足のオスカー・ピストリウス(南アフリカ)について、国際陸連の参加資格を満たせば来年のロンドン五輪にも出場を容認する方針を示した。

 同選手は義足での北京五輪参加を目指したが、当時は参加標準記録を突破できなかった。その後北京パラリンピック短距離3冠を成し遂げた。

 また、国際陸連のディアク会長は同選手が1600メートルリレーに出場する場合、他選手の危険防止のため、走るコースが決まっている第1走者に限られるとの考えを示した。(共同)

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2011年8月26日のニュース