松山　イーグル締め！ラスト３Ｈ驚異の巻き返し

第３ラウンド、６番でティーショットを打つ東北福祉大の松山英樹

ゴルフ日本学生選手権第３日

（8月25日 三重・いなべ市スリーレイクスＣＣ＝６９３６ヤード、パー７２）
　マスターズのベストアマで、ユニバーシアード夏季大会覇者の松山英樹（１９＝東北福祉大２年）が首位でスタートし、６８で回って通算１０アンダーで首位と１打差の２位につけた。６７をマークした藤本佳則（２１＝東北福祉大４年）が通算１１アンダーで単独首位に立った。

　驚異的な巻き返しで松山が１打差の２位に付けた。１４番でダブルボギーを叩き「最低でも３連続を奪わないと勝負にならない」と奮起。１６番で２メートル、１７番で５０センチに付けて連続バーディーを奪うと、１８番は１５ヤードのアプローチをＳＷで沈めてイーグルで締めた。尊敬する先輩の藤本が首位。初の学生王座に向けて「藤本さんは確実にくる。伸ばさないと」と、バーディーラッシュを誓った。