目標はただ一つ ボルト“勝って伝説になる”

[ 2011年8月26日 06:00 ]

記者会見で得意のポーズを見せるウサイン・ボルト

世界陸上 韓国・大邱

 男子100、200メートルの連覇を狙う両種目の世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が25日、大邱市内で記者会見し「今季はカムバックのシーズン。(世界記録の)9秒58で走れる体ではないが速くは走れる。今大会は勝つことに集中したい」と目標を語った。

 昨季は故障に悩まされ、今季も100メートルの自己記録は9秒88にとどまっている。「ただベストを尽くすだけ。世界選手権に勝つことは伝説的な存在になるために大事なことだ」と話した。

 ◆パウエルが欠場 陸上の世界選手権男子100メートルで優勝候補の一人だったアサファ・パウエル(ジャマイカ)が脚の付け根のケガで同種目を欠場することが25日、分かった。数週間前に痛め、27日の予選に回復が間に合わないという。9月4日に決勝がある男子400メートルリレーは出場の可能性がある。

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2011年8月26日のニュース