藤原　本戦出場へあと１勝　「無心でやりたい」

全米オープンテニスの予選で３回戦に進出した藤原里華

　テニスの全米オープンのシングルス予選第３日は２５日、ニューヨークで行われ、女子２回戦で藤原里華（北日本物産）が降雨による中断を挟み、予選シードのロシア選手に６―１、２―６、６―２で競り勝ち、３回戦に進出した。予選は３回戦に勝てば本戦の出場権を得る。

　藤原が苦しみながら３回戦に進んだ。序盤の雨による５時間以上の中断の影響で腰痛を発症。第２セット途中にトレーナーの治療を受けて持ち直し、何とか競り勝った。

　３回戦に勝てば全米では６年ぶりの本戦出場。２９歳のベテランは「やることをやれば結果はついてくる。無心でやりたい」と話した。