元蒼国来 口頭弁論出廷「新事実など解明を」

[ 2011年8月26日 06:00 ]

 八百長問題で解雇された元幕内・蒼国来の恩和図布新(オンワトウフシン)氏(27=中国出身)が日本相撲協会を相手に、力士としての地位確認などを求めた訴訟の口頭弁論が25日、東京地裁で行われ、原告側は調査の不備などを訴え、解雇は不当と主張する準備書面を提出した。

 準備書面では、恩和図布新氏が八百長に関与したと証言した元春日錦と元恵那司の供述は、両者が連絡を取りながら供述した可能性が濃厚と指摘。出廷した恩和図布新氏は「裁判では新事実などを明らかにしたい」と述べた。

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2011年8月26日のニュース