隼ジャパン“前哨戦”敗戦 27日に再戦へ

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<日本・中国>第1クオーター、シュートを放つ大神

バスケットボール女子ロンドン五輪アジア予選兼アジア女子選手権第5日 1次リーグ 日本53―76中国

(8月25日 長崎県大村市体育文化センター)
 1次リーグ最終戦で、2大会ぶりの五輪出場権獲得を狙う世界ランキング15位の日本は同8位の中国に53―76で敗れ、3勝2敗で1次リーグ3位となった。27日の準決勝では1次リーグ2位の中国と再び対戦する。今大会は優勝チームが五輪切符を獲得し、2、3位チームは来年6月の世界最終予選の出場権を得る。

 準決勝で対戦することが決まっている中国との前哨戦は23点差の完敗だった。第1クオーターこそ19―19と互角だったが、第2クオーター以降は登録メンバー12人の平均身長で11・6センチ上回る中国にゴール下を支配され、点差を広げられた。

 互いにメンバー交代を頻繁に行い、手の内を隠しながらの戦いは「難しい試合だった」(中川監督)が、中国の高さの脅威を再認識させられた。「これでボックスアウト(相手に体を当てて押さえてリバウンドを捕る)の大切さを勉強してくれればいい」と指揮官。高さ対策の徹底ができて初めて勝機が見えてくる。

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2011年8月26日のニュース