日本4強ならず…痛恨ミス響きストレート負け

[ 2011年8月26日 06:00 ]

バレーボール女子ワールドGP決勝ラウンド第2日

(8月25日 マカオ)
 B組で世界ランキング3位の日本は同1位のブラジルに0―3でストレート負けし、2戦2敗で準決勝進出を逃した。ブラジルは、イタリアに3―2で競り勝った米国とともに2連勝で準決勝に勝ち進んだ。日本は第1セット、ブラジルの高いブロックに苦しみ17―25で先取された。第2セットは岩坂名奈(21=久光製薬)のサーブ得点などで巻き返したものの22―25で落とし、第3セットはミスも目立って序盤で差が開いた。日本は、26日のB組最終戦でイタリアと対戦する。

 第2セットが勝負の分かれ目だった。日本は18―19から狩野が相手サーブをレシーブし切れず、このセット初めて2点のリードを許した。さらに22―23からはサーブで崩してチャンスボールが戻ってきたが、レシーブがネットを越す痛恨のミス。

 真鍋監督は「いいところまでいくけどミスが出た」と渋い表情だった。ブラジルには昨年、この大会で3―2と勝利し、3位に躍進した世界選手権も2―3の接戦を演じたが、今年は3試合全てストレート負け。目標の世界一は遠ざかっているが、エース木村は「前に進もうとはしているが、止まっている状態。できている部分は多いし、上にいくきっかけができれば」と前向きに話した。

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2011年8月26日のニュース