4月から新聞記者の舛名大 涙の断髪式

[ 2011年3月5日 22:11 ]

 国立大から角界入りした史上3人目の力士で、引退した舛名大(26)=本名田中周一、愛知県出身、千賀ノ浦部屋=が5日、名古屋市内のホテルで断髪式を行い、師匠の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)ら約100人が出席した。

 名大出身の舛名大は、自己最高位の東三段目89枚目だった2009年夏場所中に首の周辺に大けがを負い、昨年夏場所から番付外に落ちていた。「三段目までしかいけなかったのに、こんなに素晴らしい断髪式を開いてくれて親方に感謝したい」と感慨深げ。部屋の力士にはさみを入れられると、思わず涙がこぼれた。

 4月から新聞記者になることが決まっている。「相撲が大好きなので、相撲を取材したい」と話した。

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2011年3月5日のニュース