NFL労使交渉難航にオバマ大統領も懸念

[ 2011年3月5日 06:00 ]

 NFLのオーナー側と選手組合側は、4日午前0時で失効するはずだった現行労使協定を1日延長することで合意。組合側はオーナー側から提示された修正案を再度、協議することになった。

 しかし複数の関係者によると、部分的な合意はあったものの、最大の懸案とされている90億ドル(約7380億円)の収入配分をめぐっては平行線のまま。事態を重視した米オバマ大統領は「ファンに対して誠実であってほしい。私が介入しなくても解決できるはず」と速やかな妥結を促した。

 ◆合意 07年に最優秀守備選手に選出されている前コルツのセーフティー、ボブ・サンダース(30)がチャージャーズとの契約に合意。しかし労使紛争に突入する可能性があるため、正式発表は見送られた。

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2011年3月5日のニュース