距離で巻き返し 日本、団体ラージヒルは5位

[ 2011年3月5日 08:18 ]

 ノルディックスキーの世界選手権第10日は4日、オスロで行われ、複合の団体ラージヒルに小林範仁、湊祐介(ともに東京美装)加藤大平(サッポロノルディックク)渡部暁斗(早大)で臨んだ日本は5位だった。

 前回大会で優勝メンバーの4選手は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で8位と出遅れ、後半距離(20キロ)で巻き返したものの、メダル争いに絡めなかった。

 オーストリアが団体ノーマルヒルとの2冠を達成した。

 ▼小林範仁の話 最後だからと手を抜かずに準備した。戦えなくなってやめるわけではない。まだやれるところを見せたかった。

 ▼湊祐介の話 頑張った。(次走者に引き継いだ)順位は6位だが、米国との差は詰められた。スキーが滑った。

 ▼加藤大平の話 第2走者の役割は果たせた。(小林)範仁さんに花道を飾らせようと頑張った。このメンバーでは最後なので感慨深い。

 ▼渡部暁斗の話 前半から積極的に走った。メダルは遠いがあきらめないで走ろうと、いつもより緊張していた。

 ▼河野孝典コーチの話 ここまで走ってくれるとは思わなかった。4人ともそれぞれの役割を果たしてくれた。(共同)

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2011年3月5日のニュース