藍６３位発進　日本の早いプレー進行に「焦りが…」

＜ダイキン・オーキッド・レディース初日＞宮里藍は１４番でチップインでカップインしバーディーを奪う

女子ゴルフツアー・ダイキン・オーキッド・レディース第１日

（3月4日 沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部（６４３９ヤード、パー７２））
　７年ぶりの地元優勝を狙う宮里は４オーバー、６３位と出遅れた。後半は３５で回り、本来のリズムを取り戻したが、米ツアーに比べプレー進行の早い日本で「ルーティンが早くなってしまい、スイングのリズムが良くなかった」という。

　これまで日本に戻った際は同伴競技者が打つ間にクラブを選ぶなどしていたが、「久々の（日本の）試合で忘れていた。焦りが出ました」。プロ転向後、日本ツアーでの予選落ちは０３年のツアーデビュー戦の伊藤園と、０４年１０月の日本女子オープンだけ。６年５カ月ぶり３度目の予選落ちの危機だが、「反省点を生かしてあしたどれだけできるか」と巻き返しを誓った。