貴乃花親方 新弟子検査で「100、200人の時代来る」 

[ 2011年3月5日 18:32 ]

 日本相撲協会理事を務める貴乃花親方(元横綱)は5日、新弟子検査の受検者が36人にとどまったことに「この36人がいてくれるだけで次につながる。地道な交流を増やしていけば、100、200人という時代が必ず来ると思う」と述べた。

 相撲協会の審判部長で新弟子検査担当の同親方は、自身の部屋に入門した3人ら、大相撲が不安定な時期にあえて飛び込んできた新弟子たちを見つめながら「相撲界が母となり、父となり育てていく。修養の心得をもって、民衆の模範となるような力士に育ってほしい」と願いを込めた。

 貴乃花親方は八百長問題について「それは協会がしっかりやっていきます。大切な問題ですから」と表情を引き締めた。

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2011年3月5日のニュース