文科省 角界再生へ「小学校に土俵を作って普及活動を」

[ 2011年3月5日 06:00 ]

 相撲協会を監督する文部科学省の布村幸彦スポーツ・青少年局局長が、角界再生の第一歩として「全国の小学校に土俵を作って普及活動に尽力することも新しい相撲協会のあり方の一つ」と提言した。

 学習指導要領の改定に伴い、12年からは中学校で武道(柔道、剣道、相撲)が必修になる。土俵のある小学校が増えれば子供と相撲の距離が縮まり、競技人口の増加に結びつく可能性もある。ある中堅親方は「普及は大事なこと。今こそ積極的にやっていかないと」と前向きに受け止めていた。

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2011年3月5日のニュース