八百長裁判敗訴のライターが日本相撲協会提訴

[ 2011年3月5日 06:00 ]

 元横綱・朝青龍らの八百長疑惑を報じた「週刊現代」の記事をめぐる名誉毀損訴訟で敗訴が確定したノンフィクションライターの武田頼政さんが4日、虚偽の事実を主張し勝訴したとして、日本相撲協会に1000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 武田さん側は今年2月の「八百長メール」発覚が新証拠につながると判断。武田さんの代理人は「長年にわたる八百長を知りながら放置してきた協会が、訴訟で虚偽主張したために、本来あり得ない判決が出た。再審請求はせず、新たな訴訟で立証したい」と述べた。

 ▼日本相撲協会広報部 まだ訴状を見ていないので訴状を見た上で、弁護士と相談して対応を決めたいと思います。

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2011年3月5日のニュース