トヨタ&豊田快勝で首位に並ぶ

[ 2009年9月14日 06:00 ]

 スポニチ後援日本女子ソフトボールリーグは13日、2会場で計4試合が行われ、トヨタ自動車が伊予銀行に大勝し、豊田自動織機も太陽誘電に完封勝ち。ともに2敗をキープし、首位のルネサステクノロジに並んだ。レオパレス21がデンソーを破り4位に浮上した。

 <佐川急便 ローチ粘った>ポーターの先制弾で挙げた3点をローチが守り切った。最終回には2点差に迫られ、なおも2死満塁のピンチを背負ったが、ローチが踏ん張った。山根監督は「(最後は)なんとか抑えてくれと祈っていた。勝ててよかった」とホッとした様子。オーストラリア代表コンビの活躍で今季初めて連勝した指揮官は「これから勝ち進んでいくためにはポーターの後がポイント」と5番打者の人選に思いを巡らせていた。

 <レオパレス21 決勝T進出に望み>デンソーを破って4位に浮上した。序盤から得点を重ね、5回までに大量6点差をつけたが、最終回に3点を返され慌てる場面も。デンソーには5月の対戦で4点リードから逆転負けを喫しただけに藤原監督は「またやられるのではないかとヒヤヒヤものだった」と苦笑い。「デンソーに2点差以上で勝つことができて首の皮一枚残った」と決勝トーナメント進出に望みをつなぎ安どの笑顔だった。

 ◆降雨中止 シオノギ製薬―ホンダ、日立ソフトウェア―ルネサステクノロジの2試合は雨のため中止。きょう14日に順延された。
 ◆リーグ新 トヨタ自動車の小野真希外野手は出塁した4度とも二盗に成功し、1試合4盗塁のリーグ新記録をマーク。

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2009年9月14日のニュース