ブラッターFIFA会長「東京の熱意感じた」

[ 2009年9月14日 17:51 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は14日、福島県楢葉町で記者会見し、東京が招致を目指す2016年夏季五輪について「(東京の)皆さんから熱い思いが伝えられた」と語った。

 13日夜に東京都内で開かれたブラッター会長の叙勲パーティーには、民主党の鳩山由紀夫代表、東京都の石原慎太郎知事らも出席。同会長は「石原知事だけでなく、鳩山代表の熱意も感じた」と好印象を口にした。
 ブラッター会長は国際オリンピック委員会(IOC)委員を兼ねており、五輪開催地を決める10月2日のIOC総会での投票権を持つ。立候補している4都市のうち、IOCの評価報告書ではリオデジャネイロ(ブラジル)の評価が高かったとされるが「どこが優位とは申し上げられない。IOC委員が4票持っていれば公平に票が入る」と慎重な口ぶりだった。

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2009年9月14日のニュース