日本 リボン・ロープで過去最高タイ4位

[ 2009年9月14日 06:00 ]

 新体操の世界選手権最終日は13日、三重県営サンアリーナで団体の種目別決勝を行い、リボン・ロープで日本(三沢、坪井、原、田中、遠藤)は25・975点をマークし、種目別では過去最高に並ぶ4位に入った。日本は4位で通過した予選を上回る演技を見せたが、75年マドリード大会の団体総合2位以来のメダルには届かなかった。リボン・ロープは団体総合金メダルのイタリアが26・650点で優勝。フープはロシアが27・700点で制した。

 日本はリボン・ロープで、団体種目別では世界選手権の過去最高成績に並ぶ4位。06年4月に親元を離れて共同生活をスタートさせ、競技だけに打ち込んできた三沢主将ら6人は「積み上げてきたものをすべて出せた」と喜びの涙を流した。手具落下のミスはなく、3年半培ってきた一体感とスピード感あふれる演技を披露。「この大会までと思ってやってきた」と退任を示唆した日本協会の山崎強化本部長はロンドン五輪へ向け「何人かが残って新たなメンバーが加わっていくのがいいのでは」と語った。

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2009年9月14日のニュース