谷口、今田組 “超最低”で上位進出に望み

[ 2008年11月30日 06:00 ]

第3日、パットラインを読む谷口徹

 男子ゴルフの国・地域別対抗戦、W杯は29日、中国・深センのミッションヒルズGC(パー72)で、第3日が行われ、今田竜二(32=フリー)と谷口徹(40=フリー)が出場する日本は68で回り、通算14アンダーで、首位と8打差に開いたものの6位に順位を上げた。スペインとオーストラリアが通算22アンダーで首位に並んだ。

 各ホールで良い方のスコアを採用するフォアボール方式での第3日はスコアの伸ばし合いとなった。それだけに日本は5バーディー、1ボギーの68で回っても喜べなかった。3番までに2バーディーを奪ったが、その後はパットが不調。今田が「4番で2人とも短いパットを外してから空気が悪くなった」と言えば、谷口も「2人でやっと1人前のゴルフができたくらい」とイライラ続きのラウンドを振り返った。

 救いは上がり2ホール。17番パー3では第1打を4メートルにつけた谷口がパットをねじ込めば、18番パー4では今田が第2打をピンまで2メートルに寄せ、連続バーディーで締めた。今田は「谷口さんから17、18番でバーディーが取れたら“超々最低”から“超最低”の1日になると言われていた」と明かした。首位とは8打差に開いたが、超々最低の1日を免れたことで上位進出の望みはつないだ。

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2008年11月30日のニュース