伊達 今季最終戦を飾れず…全豪に照準

[ 2008年11月30日 06:00 ]

 テニスのダンロップ・ワールドチャレンジ第6日は29日、豊田市総合体育館で行われ、女子ダブルス決勝でクルム伊達公子(エステティックTBC)韓馨蘊(中国)組は1―6、5―7でエンマ・ライネ(フィンランド)メラニー・サウス(英国)組に敗れた。シングルス準決勝は、男子で全日本選手権覇者の添田豪(ミキプルーン)が決勝に進出。女子は森田あゆみ(キヤノン)が決勝に進んだが、中村藍子(ニッケ)はクセニア・リキナ(ロシア)に敗れた。

 伊達は今季最終戦を飾れなかったが、12年ぶりに現役復帰したシーズンを満面の笑みで振り返った。「こういう形で終えるとは想像できなかった。充実していた」。全日本選手権で2冠を果たすなど予想以上の成績を残した。復帰する際、最大の不安は「体力面」だったが「シーズンを通してテーピングを巻かなかった。ケガをしなかったのは評価できる」と来年1月の全豪オープン予選に照準を合わせた。

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2008年11月30日のニュース